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2005年4月11日 定例記者会見

中国の最近の一連の問題について
竹中大臣の委員会欠席問題について

 一つは第3回中央委員会総会をうけまして、その徹底と来年の党大会をめざす党勢拡大運動のスタートダッシュの状況について出しあって議論しました。

 【中国の最近の一連の問題について


 それから中国の最近の一連の問題ですけれども、基本的な立場として、どんな主義主張であっても暴力によってそれを訴えるというのはよくないというのが、われわれの立場です。同時に、日中関係が今のような事態になっていることについて、冷静な事実にもとづく分析が必要だと考えています。

 いろいろありますが、やはり今度の問題の根底に、日本がおこなった戦争に対する態度の問題があります。

今年は戦後60年、第2次世界大戦が終わって60年目の大事な節目の年です。日本、ドイツ、イタリアが起こした侵略戦争で数千万の人々の命が奪われました。その痛苦の教訓のうえにたって、再びあのような侵略戦争が起こらないようにしようと国際連合が結成され、国連憲章のなかで国際紛争を平和的、外交的な手段で解決する、武力による威嚇も武力の行使も慎むなどの原則が確認されました。日本国憲法は、この平和原則をさらにおしすすめ戦争放棄と戦力を保持しないことを明記して国際社会に復帰しました。この立場、侵略戦争の反省と二度とあのような戦争を起こさないというのがわが国の国際公約、戦後の国際社会に復帰する要件でもありました。

 ところが今、その侵略戦争を反省するどころか、逆に総理の靖国神社参拝が繰り返し行われています。言うまでもなく靖国神社は、戦前の侵略戦争の思想的支柱の役割を果たし、戦後もA級戦犯の合祀やあの戦争が正しかったという展示までやっている神社です。そこに総理が参拝する。あるいはあの戦争を「自存自衛」の戦争だったと、侵略戦争の反省がない記述のある教科書を検定合格とするなど、世界の流れとわが国の戦後の出発点・原点を見失い、損ねるような言動が強まっています。日中間の問題を解決するためには、このような小泉内閣の態度をあらためることが緊急にもとめられています。

 同時に中国側にも、過去の侵略戦争と現在の問題とを一緒にしないことを求めたい。今、日本が中国に侵略したりしているわけではありません。過去の侵略戦争と現在を区別してとらえることが大事でしょう。また、日本の一部の人物の言動と日本国民全体を区別することも中国側に求めたいと思います。さらに冒頭に言ったように、どんな主義主張も暴力によって解決するというのは正しくないと見ています。

 その他いろんな問題があるでしょうが、よく事態の推移を見ながら冷静な分析を引き続き行っていきたいというのが、現時点での私たちの立場です。

 【竹中大臣の委員会欠席問題について


記者 確認ですけれども、戦後日本の出発点を見失う、あるいは損なうような言動が背景にあるということで、中国側の主張は正しいけれども、その手段としての暴力が正しくないということですか。

市田 そうは言っていません。主張のなかにもデモのスローガンを見ていると様々ですから。先ほど言ったとおりです。

記者 中国のテレビ当局がデモの投石について黙認していたという見方もありますが。

市田 よく事実確認できませんから。いずれにしても暴力的な手段によって自分たちの主張を認めさせようとする考えは正しくない。言論によって問題を解決するというのがわが党の基本的立場です。

記者 竹中大臣の国会欠席問題で引き続き国会が不正常な状態が続いていますが、あらためて見解をお願いします。

市田 伝えられているように、もし自民党内の郵政問題の収拾のために委員会に出席しなかったんだとすれば国会軽視もはなはだしい。郵政問題の直接の責任、その省にあたっている大臣が党内向けには顔を出すけれども、国会の場に顔を出さないとすれば、それはまったく大臣としてふさわしくないというふうに思います。

記者 社民党が先週末に大臣の不信任案について各党に呼びかけたようなんですが。

市田 呼びかけは私のところには届いていません。

記者 先週末の時点では呼びかけたいということでした。呼びかけがあってから対応するということですか。

市田 よく検討したいというふうに思います。

記者 民主党は引き続き委員会での審議を拒否すると言っていますが、それについては。

市田
 わが党は国会は審議する場所だと考えていますから、ルール破りがあった場合には、明確な誰が見ても国会のルールを破った場合には審議を拒否というのではなくて審議入りの条件をむこうが破ったということですから、今後の竹中さんの態度をよく見て考えていくし、各党とも協議していきたい。

 ただ、基本的には自分たちが気に入らないから審議に入らないという立場はとりません。明確なルール違反、ちゃんと理事会やその他で大臣の出席も明確になっていたのにそれをボイコットして勝手な理由で出席しない、これはルール違反に入るでしょうね。これは審議入りの条件を相手から壊したということになります。

 ただ、われわれは前から言っているように国会は審議する場所だと考えていますから、何かの手段にそういうことを使うという立場はとりません。

記者 繰り返しになりますが、審議入りのルールを先方が破った状態になっているということでしょうか。

市田 よく吟味したいと思います。本人はそういう約束はなかったとか記者会見で言ったりもしていますので、そこをよく実態を見極めて対応したい。マスコミなどで伝えられていることが事実だとすれば、それはやはりルール破りになるでしょうが、その辺はよく見極めていきたいと思います。
 自民党の議員も怒っていたそうですから、欠席について。かなり問題ありでしょうね。