定例記者会見のページ
定例記者会見 窓 人・であい リンク

2005年2月21日 定例記者会見

「2プラス2」の共同発表について
年金の与野党協議について

 【「2プラス2」の共同発表について】


 「2プラス2」、日米安全保障協議委員会の問題ですが、今後の日米同盟と米軍再編の基本理念となる「共通戦略目標」を合意して共同発表が行われました。ひとことで言って日米同盟をいっそう強化する、「日米安保体制を中核とする日米同盟」の「死活的に重要な役割」を確認したということだと思います。日米が共同で今日の「不透明性」、「不確実性」に対応するだとか、「国際テロの未然防止」だとか、「大量破壊兵器の不拡散」、こういう問題について、いわばこれまでの枠を取り払って地球的規模で、世界のあらゆる地域に軍事介入する体制をつくる意思を表明したという点で、極めて重要な内容を持つ許し難い共同発表だとわれわれは考えています。

 また、今度の「2プラス2」で、自衛隊と米軍が多様な課題に実効的に対応するための役割・任務・能力について検討を継続する。そういう立場から在日米軍の兵力構成見直しの日米協議を強化するということも確認されました。

 すでにこの間の米軍再編の動きのなかで、在日米軍基地というのは世界を視野においた指令部機能の強化をはかる、地球的規模でいつでも戦力投入が出来る、そういう拠点としての機動的役割を在日米軍基地が果たせるようにということはこれまでも議論されてきたことですが、この動きに拍車がかけられることになると思います。

 米軍と自衛隊の基地の共有、あるいは演習や運用の一体化が、さらに今度の2プラス2を通じていっそう強力にすすめられることになる。

 わが党としては、これまで一貫して言っていますように、アジアと世界の平和と安全を脅かす日米軍事同盟の拡大、基地強化に強く反対して、その根源になっている安保条約の廃棄、米軍基地撤去をめざして国民とともに奮闘するという立場で対応していきたいと考えています。

 【年金の与野党協議について】


記者 年金に関連して、今、与野党の間で、特に自民党と民主党の間でいろいろ水面下で綱引きがあるようですが、そのなかで、もし共産党が入れる場があれば参加するという意向は変わらないですか。

市田 共産党も加えてもらえる場があればという発想がおかしい。各党協議ということになれば、国会を構成する全政党・会派がきちんと議論すべきだというふうに思っています。

 ただ、たとえば消費税増税を前提とした協議だとか、社会保障全般のあり方について協議機関が設けられる際に、わが党があの「三党合意」に参加しなかったから排除するというようなやり方には反対です。

 「三党合意」の中身を前提にした協議ということになれば、これはみなさんもご存知のように去年の五月の連休明けに政府案(年金改悪案)を通すということを前提にして、将来の社会保障全般のあり方について税や保険料の負担含めて検討しよう、要するに消費税増税に道をひらく自民・公明・民主の合意であって、他党を拘束するものでもないし、国会を拘束するものでもない。それにもとづく協議だ、これに賛成するものだけ集まれというやり方は間違いだと思います。

 前にも言いましたが、われわれは、たとえば小選挙区制の導入には反対でしたが、選挙制度のあり方についての各党協議機関が設けられた時には、小選挙区制の導入を前提とする協議にならないかぎり、われわれも出るということで協議に参加したことはありますから、そういうスタンスに変わりはありません。