書記局長の窓のページ
定例記者会見 窓 人・であい リンク

2004年4月8日(木)「しんぶん赤旗 近畿のページ」

国民の立場から問いかける

他党議員からも「原稿ほしい」

写真 市田参院議員の秘書

藤井正人(53)


 秘書が議員のことをよくいうのは当たり前でしょうが、市田議員の場合、他党議員がほめることが多いのです。

イラク問題追及

 市田議員は、国会の冒頭におこなわれる、国会論戦の基本方向を定める本会議の代表質問のほとんどをこの6年間担ってきました。本会議は、全議員が出席します。

 イラク問題をただしたときは、「いい質問だった。原稿をいただけないか」といってきた他党議員がいました。別の折には、質問終了後、本会議場で他党議員が立って拍手する光景を目にしました。森前首相が市田議員に「あなた、演説うまいねえ」といってきたこともあります。

 こういう反響には理由があると思います。市田議員は「人間を大切にし、助け合い、支えあって暮らす」国民の立場から、全議員に問いかけるのです。

写真
滋賀県の日野川改修工事について市田参院議員(左から2人目)と調査する藤井秘書(左)=3月14日、竜王町

 「日本の将来はこういう政治で大丈夫だろうか」「良識の府として責任を果たしているだろうか」と。そこに共感も生まれ、考え方は違っていても、「良識の府」にふさわしい対応が求められているということを呼び覚まされる議員もいるのだと思います。

 市田議員は、国会議員以前に議員の経験はありません。しかし、議員になった当初から驚かされました。

 初当選した6年前は、裁量労働制の対象拡大をねらう労働基準法改悪案が大問題になっていました。裁量労働制というのは、どんなに長時間働いてもあらかじめ決められた時間だけ働いたとみなす制度です。大企業にとっては残業代の心配をしなくてすみます。

労相「勉強になる」

 市田議員の質問に、当時の甘利明労相がいったものです。「市田議員の質問はいつも勉強になる」と。「新人議員」にこの大臣の評価。驚きましたが、質問準備の徹底ぶりにもびっくりしました。この問題についての研究論文や関係資料を調べつくしました。「ここまでやるか」と思うほどでした。

 こうして裁量労働を成り立たせるチェック項目が、一つでも欠ければ裁量労働としないことを認めさせました。今日なお裁量労働制はほとんど適用されていません。

 国内外のどの分野の問題をとってもそうした構えは一貫しています。「参院に市田あり」といわれるゆえんです。