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市ちゃんの徒然なるままに
『雪解け道』(青木陽子)  2021年8月5日

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 積読状態の本が私の書架にはいっぱい並んでいます。
 そのうちに読もうと思いつつ、ついつい後回しになって手付かずになっているのです。
もったいない話です。人生そう長くはありません。年末の誕生日がきたら79才です。大病を患った直後ですから、最近特にそう思うようになりました。
 ようし、今のうちに積読の本を片っ端から読んでみよう。何から手をつけるか。興味をそそられる本からだったら一気に読めるだろう。そう考えて挑戦を始めました。
 挑戦というとちょっと大袈裟です。好きな本を好きな時に気軽に読んでみる。それなら長続きすると思いました。
 私はかなり以前から『民主文学』という雑誌を定期購読しています。その最近の号から連載の始まった青木陽子さんの小説に惹きつけられました。私とひと世代若い人々の青春を描いた作品です。
 この人の過去のものも、と思って読んだのが『雪解け道』でした。
 帯には「団塊世代の青春を描く大河小説」「あの『大学紛争』とは何だったのかー〈政治の季節〉を駆け抜けた情熱がいまよみがえる」。こうくれば惹きつけられるのは当然です。
 著者の分身と思われるK 大学の新入生、生駒道子の成長の過程を当時の青春群像とともにダイナミックにかつ繊細に描き出しています。(長くなるので感想は省きます)
 『民主文学』を応援しながら、この雑誌に載る小説は主題やテーマは積極的だがあまり面白くないという先入観がありました。
 拾い読み程度なのに「生意気」だったと反省しています。
昨年末に亡くなった旭爪あかねさんの主な作品に目を通したことも、その誤りに気づく大きなきっかけの一つになりました。
小説だけではなく旭爪あかねさんの「批評、エッセイ」にも目を通しました。そこに「うん、これだ」と思わず膝を打った箇所に出会ったのです。
「〜牛久保建男さんから、『政治的判断に逃げないことと、民主主義文学の書き手にとっては、政治・社会にたいする認識の深さこそが武器であること、両者を統一して追求することが必要だ』との発言があった。」
「『民主文学』に掲載される作品は、社会への問題意識や批判精神に富んでいる点が魅力だがそれが文学的な感動に高めきれていない弱点がある、とよくいわれる。私はその意見に共感するが、文学的でありたいと願うあまり政治や社会への認識を深めることをストップさせてきてしまった自分に気付いたとき、このままでは作品も人生も先細りになっていく、という非常な危機感を覚えた。よりよく政治的・社会的・科学的であることは、よりよく文学的(芸術的)であることを妨げない」。(「初心に戻らされた三日間」『民主文学』1998年7月号)
こういう視点で『民主文学』の諸作品を読んでいこうと思う。さあ、次はどれにしようかな。
(結局長くなってしまいました。最後までお読みくださった皆さん、ありがとうございます。)

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