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ご意見ご要望をお寄せ下さい 日本共産党 副委員長・参議院議員 市田忠義
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市ちゃんの徒然なるままに
「給食費忘れたことにするんだよ母は言いにき七十年前」  2020年11月28日

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《給食費忘れたことにするんだよ母は言いにき七十年前》(豊田市 近藤敬ニ)
今朝の「朝日歌壇」。
こういう問題を主題にした場合、短歌でも俳句でもエッセイでも陳腐で臭くなりがちだ。
だがこの歌には、当たり前のことだが、「辛い」とか「母の悲しみ」とか「苦労」云々などのフレーズは一切ない。抑えた筆致で客観描写に徹している。
そこがいい。余韻とでもいうのだろう。母の悲しみ、子供の辛さは痛いほど伝わる。
身につまされる。この歌と同じような経験が私にもあるからだ。
夏の甲子園をめざす野球部の合宿。高校のすぐ近くにあるお寺が合宿所だった。
合宿は大会前の2週間。費用は千円。63年前だから母子家庭だったわが家にとっては結構な金額だ。
千円の費用が払えないため、腹痛だと偽って学校にも合宿所にも行かなかった。
先輩が心配して家(住み込みで母が働いていた幼稚園)まで見舞いに来てくれた。どこも悪いところがないのに私は床に伏せていた。
母が必死に近所を歩き回って借金をして、千円を工面してくれた。幼稚園の用務員として、身を粉にして働いていた母の気持ちはどんなだったろうか。
三日目から合宿に参加した。その日の夕食は美味しいカレーだった。でも「まだ腹痛が」、と言って少ししか口にしなかった。
今朝の「朝日歌壇」でこの歌を目にして、60数年前をふと思い出した。
だがこれは、決して昔だけの話ではない。

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