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ご意見ご要望をお寄せ下さい 日本共産党 副委員長・参議院議員 市田忠義
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市ちゃんの徒然なるままに
「土井大助と藤沢周平」  2019年2月6日

昨日、かなり長い投稿をした。ところが自分の操作ミスで削除されてしまった。

いろんな専門家に相談したが復元は無理とのことだった。

鶴岡での演説を終えて庄内空港から羽田に向かう機中の一時間あまり、その投稿に没頭していただけに残念でならない。

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やむなく再投稿することにした。

タイトルは「土井大助・藤沢周平・中田喜直」である。中田のことは別に書いたので省く。

私の尊敬する詩人・土井大助も作家の藤沢周平も鶴岡の出身である。

土井の詩集『十年たったら』を読んだ時の感動は今も忘れることができない。

党や社会変革の闘い、民主運動などを歌う時、えてしてスローガン的になりやすい。だが土井にはそれがない。
党派性と芸術性の統一とでも言うのだろうか。詩的昇華と言ったほうがいいのかもしれない。
読むものの胸を打つ。おのずと党員であることへの誇りが湧き出てくる。

狛江の駅頭で私が演説する時は何時も聞きに来てくださった。宣伝カーに駆け寄って握手を求められたあの人懐っこい笑顔が忘れられない。

出版記念会などに招かれて挨拶をしたことはあるがじっくり話し込んだことはなかった。一献傾けながら、政治や文学、演劇や詩などについて色々教えてもらいたかった。語りあいたかった。

そういう機会が作れなかったことが残念でならない。

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藤沢周平が鶴岡出身だということはあまりにも有名だ。

その藤沢周平が生涯でただ一度、選挙の応援演説に立ったことがある。

師範学校の同級生で日本共産党の山形県議を経て総選挙(1967年)に出馬した小竹輝弥である。県議から参議院議員となった須藤美也子は小竹の妹である。

周平はあるエッセイの中で次のように書いている。長くなるが引用することをご容赦いただきたい。

「私は政治も政党も深く知らない人間である。だから今度共産党から立候補する予定の友人を長い間見てきて、政治とはこういうもので、政党とはこういう人間の集まりであるべきではないかと思うことがあった。

人は万策つきたとき、あと頼るものは政治しかないと思うことがある。」

「私が言う友人は、いつもこのぎりぎりの人間の願いをくみ上げようとしてきたように見える。」

「応援をしたことで、私は姉たちから少し非難めいたことを言われたが意に介さなかった。周囲からそう言われるだろうことは百も承知でしたことである。私はただ一人、政治家として尊敬できる人間のために喋ったのだ。

O氏は落選したが、新聞で読んだ彼の敗戦の言葉はいさぎよく、彼に対する私の考えが間違いないことを示していた。彼の中には、彼を知ってから二十数年、一貫して変わらない信頼できるものがある。

無責任なことを言えば、落選もまた悪くない。O氏は彼を支持した票にこもる願いを実現するために、もう何かをはじめているだろう。郷里はいま冬で、彼はその雪のある風景の中に立っている。だがその冬は、そんなに長い冬ではないだろうという気がするのである。」

私は演説の冒頭、この言葉を紹介しながら「いまの情勢は藤沢周平が予感した通りに進展しているではありませんか」と述べて本題に入った。

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