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ご意見ご要望をお寄せ下さい 日本共産党 副委員長・参議院議員 市田忠義
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2007年11月5日 定例記者会見
■ 自民党と民主党の大連立について

 この間の自民党福田総理と民主党小沢代表との党首会談、大連立、恒久法の制定などの問題、昨日の小沢代表の辞意表明などについては、その都度、私や志位委員長が記者会見で明らかにしてきましたので、今日は、私の方から特にあらためて言うことはありません。
みなさんの方から、何かご質問がありましたらお願いします。  

記者
 いま民主党内は幹部が集まって協議を断続的に続けています。その中で小沢氏の留任という話が出ていますが、それについての受け止めはいかがかですか。

市田
 いわゆる党首会談が終わった後、持ち帰るといって、小沢氏が役員会にかけた。そのときには、役員会から「ノー」ということで不信任を突きつけられた。小沢氏の昨日の記者会見をみると、あきらかにどちらから持ちかけたかは別として、大連立の話し合いが行われたことは明白で、これは今日の福田首相のぶらさがりの会見でも、どちらから申し入れたかという問いに対して、双方に多少ともそういう考えがなければこういうものはできないものだ、「あうん」の呼吸だということで、どちらからとも言いませんでしたが、大連立の話が行われたことは、双方とも認められました。
 
 また、自衛隊を海外に派兵するための恒久法の制定についても話し合いが行われました。小沢氏の昨日の記者会見では、国際平和協力に関する自衛隊の海外派遣は、国連安保理もしくは国連総会の決議によって設立、あるいは認められた国連の活動に参加することに限ると、言い直せば、国連のお墨付きさえあればいつでもどこにでも自衛隊を海外に出すことができると述べ、福田総理もそういう考えを示されました。今日のぶらさがりでは、福田総理は、いくら国連決議があっても、自衛隊のやれることとやれないことがあると、若干ニュアンスが違うことを言っています。密室の協議というのは、そういう食い違いが生じるもので、だからこそオープンにやるべきなのに、ああいうことをやった訳です。
  いずれにしてもそういう話し合いが行われて、持ち帰ったところ、役員会では「ノー」と不信任を突きつけられた。「それなら俺はやめる」と駄々をこねた。今度は役員会が小沢氏「まー、そう言わずに残ってくれ」と懇願した。
 
 小沢氏自身がいろんな政策協議をやる場合、事前の談合ではなくて、オープンな国会の場で堂々とやるということを一貫して言っていました。それに反して、密室でああいう協議が行われたことは、オープンな、国民の目の前にさらされると困るような話し合いが行われたと多くの国民がみてもやむを得ない、文字通りの密室協議だと思います。
慰留されるのは民主党の自由ですが、選挙で「自公ノー」の審判を受けて大勝した民主党がその自公といっしょに政権を共にする、だからそのための政策の協議に入るということまで言われて、一度は役員会が「ノー」と言っておきながら、慰留するというのは全く理解しがたい話だと思います。
 
 言い忘れたのですけれど、いみじくも福田首相があうんの呼吸で、お互いにそういう気持ちがなかったら会談は行われなかった」と言いました。このことは、わが党が「民主党が国民の世論に押されて、いくつかの問題で国民の声にこたえたマニフェストを発表した。一致できる点では力を合わせていく」と言ってきましたが、「根本の国政の基本に関わるところでは、自民党と考え方を共有している」とずっと言い続けてきたことが、誰の目にもわかりやすいかたちで明らかになったのが、今度のあの党首会談での話し合いの中身だったんではないでしょうか。私たちが危惧し、指摘してきたことが、事実をもって証明されたと思います。
 
 日本共産党は自公の悪政に真正面から立ち向かいながら、悪政批判と同時にこういう方向で日本の政治と社会を変えていくべきだということを堂々と国会の場でも、国民の前にも示しながら、闘っていきたいと思います。そういう点では、共産党の頑張りどきだと思いました。

記者
 こうした動きによって、参院選後の民主党と共産党の国会内中心の協力関係ですけれども、こういうことを受けて、それが変わるということでしょうか。

市田
 私は、重大な影響を与える可能性があると思っています。民主党が今後どういう態度をとるかということをよく見きわめながら、そこは考えていきたいと思います。少なくとも自民と大連立を組んだり、国の安全保障に関わる基本問題で自民党と民主党が同じ立場に立つということになった場合には、野党間の限られた国会内での一致点での協力という点でも、さまざまな困難が生じることになることはあきらかで、重大な影響を与えるだろうと思います。ただ意見の違いはフェアに論争をしながら、野党間での一致点での協力は進めるという基本的な態度は変わりありません。

記者
 小沢代表の慰留が難しい状況だと言われていて、そうなると代表選ということになりますが、国会がいま開かれている中で、多少影響してくると思います。国会がストップしかねない事態にもなるのではありませんか。

市田
 一つの国会で、自民党と民主党の責任者がその途中で辞めるというのは、本当に異常な事態です。それぞれの党内事情があるにせよ、自民党総裁であると同時に総理大臣と野党第一党の代表が途中で投げ出してしまうというのは、これは国民の目からみてたいへん無責任であり、そういうことで国会に空白がおこっていいのかと、率直に言って思います。途中で投げ出すのを、「安倍しちゃう」という言葉が流行りましたけれど、今度は「小沢しちゃう」という言葉が流行るのでしょうか。何党を支持しているかということを超えて、何たる姿かと。多くの国民は、政治の在り方がこういうことでいいのだろうかと思うのではないでしょうか。「反自公」を掲げて、「政権奪取」と国民の前に言っていた政党が、選挙が終わったら、自分たちは議席を伸ばして勝ったのに、手のひらをかえして、その打倒の対象とした政権党の自民党といっしょに手を組むということは、ちょっと理解しがたい。
 
 自民党の側も選挙中には「民主ではだめだ」と言ってきたわけです。いくらテロ新法を通すのが困難だからと言っても、その批判の対象とした政党に大連立を持ちかける。これはやっぱり国民からみて理解しがたいし、わが党からみてもなんという姿かという感じがします。やはり、国民の前できちんと政策、公約をぶつけ合いながら、議論を国民のみなさんに聞いていただいて、審判を仰ぐ。隠れたところで、野合だとか、大連立というのは、政治の退廃という感じがします。

記者
 こうした民主党の動きの裏側に会期延長の話がありますが、会期延長に対する共産党の立場はどのように考えていますか。

市田
 悪法を通すための会期延長には、われわれは反対です。だから、会期延長すべきででないと考えています。一番の会期延長のねらいがテロ新法を通すことですから。


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