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ご意見ご要望をお寄せ下さい 日本共産党 副委員長・参議院議員 市田忠義
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2007年10月29日 定例記者会見
■ 守屋防衛省前事務次官の証人喚問結果について

 今日、衆院テロ特別委員会で行われた守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問問題ですが、一言で言ってますます疑惑が深まったというのが印象です。
 二つの大事な問題が明らかになったと思います。
  
 一つは、軍需専門商社の「山田洋行」の元専務宮崎氏と守屋氏との関係だけではなくて、その宴席に旧防衛庁の 長官経験者が同席していたということを守屋氏が認めた。これは極めて重大で、「迷惑がかかるから」と名前は言わなかったけれども、(名前が)明らかになれば迷惑がかかるような話し合いがその宴席で行われていた。いずれにしても、軍需関係の専門商社の責任者と防衛庁の事務次官と旧防衛庁の長官経験者が宴席を 共にしていたということが明らかになった。官僚と軍需産業との癒着だけではなくて政界との癒着が明らかになったという点が一つです。
 
 もう一つは、イラク戦争に参加した米空母キティホークの艦長が、2003年の5月に帰還した時の記者会見で、「海上自衛隊から間接的に80万ガロンの給油 を受けていた、感謝する」と述べ、これが大問題になりました。イラク戦争に日本の給油した油が使われていた疑いがあるとうことで、マスメディアでも大きく 取り上げられたし、国会でも大問題になりました。
 
 その時にアメリカの大使館に、「テロ特措法の目的以外には油は使われていない」と口裏あわせに確認に行ったのが守屋氏だったということを自ら口で述べられま した。正確に言われた言葉どおりに言いますと、「(キティホークの艦長が80万ガロンの給油を受けた、感謝するというふうに記者会見で述べたことは)疑惑 を及ぼすので、米公使にそうではないと言ってほしいとお願いに行った」と今日、証言されました。
 
 この問題については民主党の議員も質問されましたし、わが党の赤嶺議員もあらためてこの問題を問いただしたら、「そうだ」と。すなわち、20万ガロンか80万ガロンかの確認に行ったのではなくて、疑惑を及ぼすので米公使に「そうではない」と言ってほしいとお願いに行った。
 
 そしてその後の国会での答弁や記者会 見での当時の福田官房長官や石破防衛庁長官の発言は、すべて「米側に確認したら20万ガロンだった」ということだった。しかし、そのことはまったく確認していなかったということが今日、明らかになった。今日示されていたように、回答書も当時の防衛局長だった守屋さん宛に届き、問い合わせに行ったのも守屋防 衛局長(当時)だったし、返事を受け取ったのも守屋防衛局長(当時)だったという事です。いわゆる給油をめぐる隠ぺい問題についても、政・軍・財の癒着の 構造についても浮き彫りになった。

 今日の証人喚問を終えて、衆議院でも再喚問、参議院での喚問がますます必要になってきました。また、われわれすでに、他の関係者も国会によぶべきだ、当時の 事務次官や官房長、統幕次長、海上幕僚長など7名の証人喚問を野党は要求していますが、守屋氏だけではなくて、そういう人びとの喚問がますます、必要に なってきていると感じました。
 
 他にもいろいろ既に報道されているような、「山田洋行」の元専務と守屋氏が非常に深い、ゴルフ接待、その他ですね、本当にズブズブの関係にあったということ、これは守屋氏も認めました。こういう問題だけは認めて、肝心の一番大事なポイントになる点は「覚えていない」とかなんとか言ったけれども、最初に言った二つの大事な問題が明らかになったということが今日の証人喚問の一つの成果ではなかったかと思います。
 
 以前のロッキード事件の時もそうでしたが、答えにくい、これは明らかになると問題になるという話になると、記憶が急に薄れるんですね。他のことはよく覚えているんですけれども。「昔のことでよく覚えていない」と。
 たとえば、最初、「政治家は同席していたか」と聞くと、「よく覚えていないが、いたと思う」 と。しかし、その後の質問で、「それは一人か二人か」と聞くと、急に誰か思い出せなくなる。十人も二十人もいたら誰と誰か覚えていないこともあるかもしれ ないが、一人か二人だったら覚えていないはずないんだけれども、問題の焦点、一番大事なところになると、記憶が急に薄れる。だいたい疑惑隠しの常套手段だ と思うんですけれども、そういうこともテレビを通じて国民の前に明らかになったと思います。


記者 
 今後のことなんですけれども、まずは守屋氏の再喚問ですか。当然、それがないと新法案の審議なども出来ないということですか。

市田 
 一体不可分の問題ですからね。昨日、伊吹幹事長もテレビの番組で、「これはテロ特措法の審議の前提になる問題だ。おおいに、きちんとこういう問題は明らかにする必要がある」とおっしゃっていましたから。そういう性格の問題だと思います。

記者 
 他七人については、守屋氏が終わった後にということですか。

市田 
 委員会や議院運営委員会や各関係の委員会の理事会での協議になります。まずは、今日の喚問終わった後どうしていくかというのが現場での議論になっていくと思います。

記者 
 宮崎氏の喚問要求というのはどうですか。

市田 
 流れによってはあり得るでしょうね。

記者 
 民主党は、当時の官房長官だった福田首相と、当時も防衛庁長官だった石破防衛大臣の問責決議についても言及があるんですが、これについてはどう思われますか。


市 田 
 当時の官房長官だった現在の福田総理、当時の防衛庁長官だった現在の防衛大臣の石破氏については、今日の喚問でますます疑惑が深まった問題について、 国会の審議のなかで追及しながら、問責決議ということは当然考えられる。ただ、国会でまずそういう問題をぶつけて徹底的に明らかにしたうえ、でということだと思います。



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