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2007年6月28日(木)「しんぶん赤旗」

07参院選 最前線

市田さんが語る「たしかな野党」

「イヤな世の中だが捨てたものではない」

聴衆に勇気


 「イヤな世の中ですが、まだ捨てたものではないと勇気がわいた」―。参院選勝利に向け全国を駆け巡る日本共産党の市田忠義書記局長の演説が評判です。「貧困と格差」、憲法の二大争点から、「たしかな野党」の値打ちまで気迫とユーモアたっぷりの一時間。和歌山市(二十一日)でおこなった演説のハイライトを紙上再現します。(小泉大介)


写真

(写真)訴える市田書記局長=21日、和歌山市

 「十八歳の若い女性が『一晩でいいから足を伸ばしてぐっすり眠りたい』とテレビで語っていた姿が、いまも私の頭から離れません」

 「ネットカフェ難民」の若者に寄せる市田さんの思いに、会場はシーンと静まりました。

 世界第二位の経済力を誇るとされる日本で、「介護難民」「医療難民」「ネットカフェ難民」など衝撃的な言葉がまんえんし、人間としての尊厳も権利も奪われた人々が大量に生み出されている…。

自然現象でない

 市田さんは、「これらは決して自然現象ではありません。まぎれもなく、大企業いいなりの自民党と公明党の政治がつくりだしたものです」と力を込めます。

 「それにしても、なんでこんなに悪い政治がつづくのか」。こう問いかけた市田さん。一握りの大企業さえもうかれば、国民や中小企業はどうなってもいいという、ヨーロッパと比べても異常な構造があり、大企業が社会的責任を果たせという当たり前の主張をおこなう政党が日本共産党しかないと語りかけます。

 民主党も大企業から献金をもらい悪政をすすめる点では、自民党と同じです。その責任にふれながら、一昨年に民主党本部が集めた個人献金がわずか二万七千円しかない事実を紹介して―。

 「右手で企業献金をもらって、左手で政党助成金をもらうから、個人献金をもらう手がない」

 会場は爆笑。すかさず、「共産党は両手があいています…」と、さらなる笑いを誘いながらこう訴えました。

 「この問題は政党のあり方の根本にかかわることなんです。財政的にも国民のみなさんに根ざしているからこそ、日本共産党は貧困打開のため、相手が財界であれ政府であれ、国民の立場で堂々とものがいえるのです」

 聴衆からは、「国民の生活実態を分かってくれるのは共産党だけだということが判明した」(六十八歳、男性)との感想が寄せられました。

 憲法問題でも、市田さんは正面から切り込みました。

 安倍首相による改憲の狙いが、イラクのような戦争に自衛隊を公然と参加させ、米国と一緒に武力行使することにあるとズバリ指摘。自衛隊の情報保全隊による国民監視活動にもふれ、問題の本質に迫りました。

 「戦前、日本がアジアに侵略していくとき、国内では、言論も出版も結社の自由もすべて抑圧され、もの言えぬ国民にさせられました」「今回の自衛隊の監視活動は、改憲の動きとメダルの表裏の関係にあります」

 ここで市田さんは、直木賞作家の永井路子氏の言葉を紹介しました。

 「『美しい国』? 結構でございますわね。でもね、…本当に美しい国というのは、戦争をしない国のことじゃないかしら」(「毎日」八日付夕刊)

 侵略戦争を美化する「靖国」派に憲法改悪させたらえらいことになると、これまで黙っていた人も声をあげています。

 「みなさん、今度の参院選、あの戦前の暗黒の時代、戦争反対などといったら殺された、その時代から命がけで反戦平和、主権在民の旗を掲げ続けてきた日本共産党の躍進で、『靖国』派、改憲派内閣に痛打を与えようではありませんか」

 演説のクライマックスは、「たしかな野党」、日本共産党の真価です。

 市田さんは、「靖国」派が牛耳る自民党と、「政教一体」の公明党という「最悪のコンビ」にたいし、民主党は対抗軸になりえるのかと問いかけました。

 「貧困と格差」をつくりだした労働法制と社会保障の改悪の多くに賛成し、党内に「靖国」派の議員を抱えている実態をあげ、「民主党には安倍『靖国』派政権と一緒に暴走することはできても、これを止める力は一切ない」とキッパリ。

 「日本共産党の議席は、自公の暴走政治にストップをかけるだけでなく、自公と民主がいっしょになってすすめる間違った政治から国民の利益を守る一番たしかなよりどころではないでしょうか」と力を込めました。

送りバントでも

 「『共産党はいいことをいうけれど力がない』。そういう人が案外、身内に多い…」

 市田さんは、聴衆の笑いを誘いながら、自公勢力や財界が反共攻撃をおこなうのは、日本共産党に力があることを一番よく知っているからだと強調します。党国会議員が衆参合わせて十八人でも、サービス残業代をこの五年間で八百五十二億円も払わせたり、偽装請負をやめさせ、正社員化を勝ち取ったり、サラ金の金利を引き下げさせた実績もあげ、「汝(なんじ)の価値にもっと目覚めてほしい」。会場は爆笑の渦。

 日本共産党の「たしかさ」の根本には、全国で四十万人の党員と二万四千の支部という草の根の組織を持ち、雨の日も風の日も、国民と苦労をともにしながら結びついて活動していることがあるとのべた市田さん。

 「私、野球の大ファンなんです」といいながら、聴衆に心から入党を訴えました。

 「多くの方にぜひ、スタンドで応援する立場から、グラウンドに出てバットを振ってほしい。ホームランでなくていい。ヒットでいい。それが無理なら送りバントもある。空振り三振でも、振り逃げというのもあります」(爆笑)、「野球はグラウンドで試合に参加できるのは九人ですが、政治を変えるグラウンドには五十万人でも百万人でも多すぎることはありません。ぜひ、日本共産党に加わっていただき、一緒に政治を変える、九条を守る、そのために力を合わせようではありませんか」(大きな拍手)

ずっと聞いていたい

 「いつまでも聞いていたい」の声も出た演説。青年たちの感想は―。

 「日本が平和でいられるのは“共産党”という良い政党がいるからだと思う。怖い日本にはしてほしくない。どうか頑張って」

 「共産党の国会議員は衆参合わせて十八人なのに、すごい影響力を持っているんだと思った。共産党の議員がもっと増えたら政治がガラっと変わるんじゃないかと思った」


昔の同僚から連絡

 この日の演説会では、こんなエピソードもありました。

 市田さんが舞台袖で出番を待っていると、携帯電話に着信が―。

 誰かと思えば、市田さんが高校を卒業して勤めた会社で、二年間だけ一緒に働いた、かつての同僚でした。テレビで市田さんの顔を見て、「まさかあいつが」と思いつつ、党本部に問い合わせ、連絡してきたのです。

 この元同僚は、沖縄戦での集団自決で軍の強制がなかったと教科書をねつ造する動きや、「従軍慰安婦」問題で、軍の強制がなかったとする広告が米紙に掲載されたことを知り、市田さんに、「一体、世の中どうなっているんだ」「われわれはどうすればいいんだ」と切羽詰まった様子でした。

 市田さんは、「これまで共産党の支持者でなかった人も、いまの流れはおかしいと思い始めている。日本の進路にかかわる大問題である改憲の動きに堂々と対決していきたい」と、決意を新たにしたといいます。


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